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2007年 02月 25日
次いってみましょー。
昼飯で友達とラーメン屋に行き、その後ひとりで銀座で「DearFriends」を見て、 その後地元に戻り友人(昼と同一人物)と飲み、その後ひとりで地元で「幸せの力」を鑑賞。 で終電近くに帰宅。 両方の映画とも「一人寂しく」なところが、ボクの人生において重要なポイント。 2日で3本も見たの初めてかも。 ぷはー、いなかおっぱい。いや、おなかいっぱい。 本当はこっちを見たかったのです。 でもレイトショーではもうやってなくてですね・・・ とはいえ、あまり近くない映画館の前まできたからには何か見ていこうと。 「幸せのちから」 一言で言えば、「ガードナー・リッチ社のしゃっちょーさんの自叙伝」ですよ。 若かりしころの武勇伝武勇伝でんでんででんでん(かっきん)ですかね? でもそこはさすがアメリカ。 ありえないほど圧倒的不利の状態からとはいえ、 「単なる就職活動」を愛と感動のサクセスストーリーにしてしまいました!!! 冴えない医療機器販売員のクリス・ガードナー。 妻が一人、かわいい息子が一人。共働きで極貧生活。 骨密度を測定して骨粗しょう症を診るようなマシーン。 販売員つっても、商品を買い取って、販売数ごとに幾らもらえる、と言った契約のもの。 1月で2つ売れたらなんとかやっていける、そんな感じ。 画期的な機会ではあるが、医者にとっては高いらしい。 主人公クリスは、映画中ほぼずっとこのアイボリー色のマシーンを持ち歩いている。 ところがこのマシーンが、ヒッピーに奪われたり浮浪者に持って行かれたり普通に病院行って売ったり故障したり自分で修理したり。 クリス、このマシーンを追って何度も走る走る走る! なんつったって、1個売ったら2週間やっていけますから。 このマシーン(別名タイムカプセル)に「取っ手」がついてなかったら、 片手持ちできなかったら、 今の彼は存在しなかっただろう!! ふとした思い付きで、証券会社の見習い研修を受けてみようと思ったクリス。 研修は半年。受講者は20人。 研修後、成績優秀者1名だけが、その証券会社に採用される。 そころがその半年の間に、マシーンはなくなり、駐禁でお金を取られ、稼ぎは税金で持っていかれ、家賃は滞納し・・・ で、ちょっとお腹が痛くなってきた弐号。 我慢し続けるとロクなことないので、仕方なくトイレに立ちますが・・・。 戻ってきたら・・・ ちょっ、いつのまにか奥さんと離婚してるし(涙) 某東ムラカム先生のエピソードをなぞってしまいました。人のこと笑えん。 教訓。 映画では、トイレは事前に済ませましょう ついにはホームレスに。 パンと一晩の宿を求め、教会に並ぶクリス。 つーか昨日「バブルへGO!」見て来た直後だから・・・そのギャップで切なさ増幅。 壁に「俺はダメな男」とペンキで書きなぐるクリス。 でも、彼にはいくつかの才能があった。 一つは、数字に強い。 ルービックキューブを全面揃えるシーンあり。 もう一つは、対外折衝能力。 具体的には、話の切り返しだとか、お仕事の話をぐいぐい持っていく これほどの能力を持つクリスなら元々トップセールス販売員になっていてもよさそうなものを。 もう一つは、やっぱり子を思う心、かな。 結局は、この難関を見事突破して、幸せになりました。 よかったね、クリス。 感想です。 これは実話を基にしているので過度のドラマティックな展開を期待してはいけないのだと思う。 主人公クリスがホームレスに身をやつすのはどれもが「自業自得」で、 きちんと蓄えてきちんと将来設計をしていれば陥ることのない話。 子供を思う心が強いのは随所に見られても、 結局はその環境も含めて考えてあげられなければ子を思っていることにはならない、と思う。 倍率20倍の難関。 就職活動した人ならご存知だと思いますが、20倍なんて難関じゃないですよねぇ。 就職希望者が同時に20社受けてたら、取る側は倍率20倍になるわけだし。 子供を思うなら、たくさんの会社を受けるべし。 数うちゃ当たる。これでFA。 でも、結局はその「窮鼠」の状態が彼を億万長者にしたのだから、「万事塞翁が馬」ということだろう。 医療機器販売でソコソコ売れてたら、今の彼はないわけだし。 まー、ぶっちゃけ、(当時)倍率10倍以上の大学に入って、(当時)倍率10倍以上の会社に入って、 結局並の給料で並の昇進で6畳1間のクソ汚い部屋で細々とインターネッツしてる私がいるわけだ。 俺に足りないものをクリスは持っている。それで十分だと思う。 彼が億万長者になったのは、この映画化された部分によって、ではない。 この先彼は、何千倍何万倍の競争に打ち勝って、億万長者になる。 原作読んでいないのでなんともアレですが、 おそらくそっちはえげつなくて映画にならないのでは、とも。 (注) ガードナー・リッチ&カンパニー社は利益の10%を福祉団体に寄付する、堅実な会社です。 「ホームレスでの頑張れば成功できる!!」 一見そんな論旨にも見えるが、そうではない。 彼には才能も能力も愛もあった。 研修であんなパフォーマンス見せられたら、俺だって採用するぞ。 今まで本気さが足りなかっただけだ。 その本気さを出させるためには、「窮地」が必要だっただけ。 だけど、必死さがあれば誰でもクリスになれるとは思えないだろう。 人々に希望をあたえてくれてそうで、そうでもない映画です。 「あれほど頑張んないと人生の成功者にはなれないのか~」と思った君。 はい、負け組み決定です。 優等生のような「いい話」で、映画としての出来は悪くない。 けど、何も心に残らない。 わたしゃそんな普通のハッピーエンドにうるりと来たりはしませんよ。 結論:職業に貴賎なし!!! でも洋画は演技力とか構成とか心配しないでも安心してみれるからいいよなー(笑) 【LPFB弐号】
by wosworks
| 2007-02-25 19:53
| アニメ・漫画・映画
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